日本だけでなく、アジアで戦う理由
- Cell Revise:Hiroyuki Miyakawa
- 2014年4月1日
- 読了時間: 3分
日本をベースに仕事をしつつ、アジアに拠点(ブランチ)を持ちつつ事業展開する理由は…
ボランティアで活動される素晴らしい方のお話を時折耳にします。純粋に素晴らしいと思います!
誤解を恐れずに云います。個人的には、無償提供のボランティは殆どの場合、反対です!
なぜって?無償で提供することに、活動の継続性を考えていないからです。
一時的に良い医療を受けたり、良い食事を食べれたり、いい家で雨風を凌げても、
その活動団体が、資金が枯渇して継続できなくなった時、活動は停止し、撤退をせざるを得ませんよね?
ボランティアは外国のお金持ちがすることではなく、
本来のその国の富裕層が、富の再分配としてするべき事業と信じております。
仏教では喜捨という概念が存在します。
イスラームにはザカート・ザカタという概念が存在します。
異国の地で無償のボランティアを提供をする余裕が有るのであれば、足元の日本国内でもその貴重な力を必要としている方が沢山います。
特に今は高齢者の介護や飲食業界に人手が足りておりません。
なので、ボランティアをするのであれば、自国の同胞に向けていただきたいのです。
海外に出るのであれば、
少なくとも、ビジネスとして正当な対価を頂き、雇用を生み、経済を通して教育を提供するべきと、
小僧ではありますが、思い、信じて、活動をしております。
内需が減少する事が明白ななか、
日本の企業は国外に目を向け、単純なコストダウンだけでなく、それ以外の付加価値を見出し、
進出していくことが必要になってきています。
企業単体だけでなく、
国家としての歳入と歳出のバランスも崩れており、
中小企業が率先して、外貨を稼ぎ、国家の歳入増に貢献していくべきではないでしょうか?
日本国内よりも、輝ける場所、必要とされている場所はASEANにはたくさんあり、
ビジネスとしても充分に成り立つ仕組みを作り出せるはずです。
そのために必要な環境として、医療環境の充実が急務として感じられます。
日本人だけでなく、当然、当該地域の医療環境の改善は、その国の発展に貢献します。
直接的な貢献だけでなく、間接的な貢献を、
中小企業が外にでることで、その土地にも日本にも、同時に成し得ます。
政府の外交ではできない、
民間の直接的な関わりだからこそ出来る事も沢山あります。
また、
日本国内ではプロジェクトを企画しても、
色んなしがらみやらで、思うように進められないこともありますが、
ASEANを始めとするアジアでは、タイミングさえ合致すれば、進む可能性がそこら中にあります。
そんなことを言いながらも、
私個人の独り善がりなビジョンも持っているわけで、
それはまた別の機会に!
